代表メッセージ

女性の美と働きやすさの両面を創造し
さらに健康へ寄与する企業として成長を

大学卒業後は大手広告代理店に就職。さまざまな経験を積んだ後、2002年に美容業界にて念願の起業。広告代理店時代に培った経験を活かし、運営サロン「グレース」「エヴァーグレース」の発展に努めている。

脱毛を基軸に多様な美を提供。鍵はコミュニケーション力

10年近く身を置いた広告業から離れた後、さまざまな職を経験するなかでご縁があった美容業界。当時は光脱毛の台頭により、脱毛分野に勢いがある時代でした。最初の仕事は、知人のサポート的な立場で行なった脱毛サロンの店舗運営で、そこでノウハウや経営者的視点を学ぶうちに、自分でも運営できるという手ごたえを感じ独立しました。

本来であれば物の価格は、需要と供給のバランスによってある程度自動的に決まるものですが、美容業界はその価格決定の仕組みが独特。それに面白みを感じたこともあり、美容業界における経営に没頭しました。その結果今では、守備範囲がどんどん広がっていくのを実感しています。当初弊社では脱毛の施術のみ行なっていましたが、現在ではフェイシャルや痩身のメニューも増設するようになりました。

エステサロンを訪れるお客様にとっては、結果・安全性・価格のバランスが重要。複数の店舗を展開すると管理が行き届かなくなりがちですので、現場との連携を欠かさず、お客様の信頼を失わない経営を心掛けています。

弊社の方針として掲げているのは、「コミュニケーションをしっかりとる」こと。しかし、ただそのように指示しても、コミュニケーション能力が上がらないのはご存じの通り。そんなとき私がスタッフにアドバイスするのは、「まずお客様の話をとことん聞きなさい」ということです。多くの場合、エステティシャンはお客様より年齢が若いため、聞く話のほとんどが新しい知識に。さらに、話を聞くことでお客様への理解も深まります。そのうえ“聞く”という行為は信頼の獲得にもつながりますので、一石二鳥ならぬ三鳥の効果が。スタッフのコミュニケーション力の低さに悩んでいるオーナーは、ぜひ傾聴にしぼって指導してみることをオススメします。

これからも、コミュニケーションが学べる場としてのサロンづくりと、女性が長く活躍できる企業として歩みを進めていく所存です。
株式会社グレースホールディングス
代表取締役 生垣 友宏